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山梨県、フジザクラ樹林

【現状】浅間神社から吉田口登山道を約4キロの所にフジザクラの群生地がある。指定を受けた場所は道路の両側にあり登りに向かて右側に数多く群生している。指定地のフジザクラは古木が多く、開花の時期もまちまちで満開のもあれば、蕾のものもある。指定地からや離れたカラマツ林の中に、近年植樹さ...
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広島県、石内の枝垂桜

【現状】明治の初め台風で倒れたのを起こしたことがあり、昭和20年には台風で幹が折れたがその途中から枝が出て地上1 mの所まで垂れ下がり、美しい花を咲かせている。この場所は山間部にあたり広島市内より5日程度開花が遅れる。 【来歴】この桜の蕾がふくらむ頃に、苗代田の準備に取りか...
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石川県、ライコウジキクザクラ

【現状】根元から大小5本の幹に分かれ、枝は本堂に向かって伸びている。本樹は山桜系菊咲きの桜として極めて珍しく新種の原木である。花の直径は約4 cmと大きく花托の隆起と花冠多数のため球状となり下部の花冠は顎と共に開花時反曲する。花軸は平均2 cm花柄は平均4.8cmと長い。開花時...
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福井県、日向の山桜

【現状】若狭湾国定公園の日向漁港を見下ろす小高い山全体に、山桜が群生する。赤く見える木は、早咲きか遅咲きの山桜で、ーつの山にこれほど多くの山桜が自然繁茂している例は少なく、大変貴重な存在である。写真右手には日向湖など三方五湖があり、近くには常神半島、三方町の神子の山桜も景勝地と...
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石川県、兼六園の菊桜

【現状】一つの花に花弁が三百数十枚も数えられ、ちようど菊のように咲く。開花期は4月下旬から5月上旬頃までで花の色は濃い紅色から薄紅、満開の時はほとんど白に近い。幹は根元から3本に分かれていて、同類の菊桜が他に2本ある。 【来歴】 兼六園の菊桜 は菊桜の中でも、最も美麗なもの...
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滋賀県、京極道誉桜

【現状】霊通山清滝寺徳源院 (鎌倉時代より近江の守護職であった佐々木氏のー族で、鎌倉時代から江戸時代まで栄えた京極氏の菩提寺) の境内入り口左手にあり、地上2.5mの所から1本、3mの所から2本大枝が上空に広がるよ引こ伸びている。江戸彼岸系糸桜で、単弁で淡紅色の花が咲く。 【...
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石川県、善正寺菊桜

【現状】山桜系菊咲きのー種で巨木である。善正寺菊桜の特徴のーつは花にあり、蕾は桃紅色であるが開花するとともに次第に淡白となり、満開時にはほとんど白色の球状となる。花びらは多いもので250枚ほどの花となり県内の菊咲き系諸桜の中で最大最古のものと推定される。主幹は約2 mの所から枝...
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滋賀県、西明寺の不断桜

【現状】1本樹は西明寺に入ってすぐ右側にあり名神高速から10m位の所にある。幹は約1 mの所から東西に分かれ、その枝の上部はいずれも腐朽しているが、その途中から出た枝が成長して花を付けている。開花は染井吉野より10日程早く、花弁は散らずと顎に付いたまま枯れる。 所在 滋賀県...
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茨城県、般若院の枝垂桜

【現状】般若院本堂の裏にあり樹高はそれ程高くないが、主幹から伸びた大枝は勢い良くその途中から新芽を出している。 所在 茨城県竜ケ崎市根町 般若院境内    県指定天然記念物 周囲 4m 樹高 7m 樹齢 300年 平年開花日 3月下旬~4月上旬 般若院の枝垂...
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茨城県、六地蔵寺の紅シダレ桜

【現状】境内の中央にあり、均整の取れた枝垂桜である。根本から約3mの所から北側に5m,西側に3 m、南側に8 m枝を張り出し、その枝先は地上すれすれまで垂れている。東京の染井吉野が散りかけた頃、この桜は満開となる。花は上部より開花し、2日位遅れて下部の花が開花する。南側の技がー...
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茨城県、大戸の桜

【現状】赤芽の山桜の老大株で幹枝の腐朽した部分が多い。根元から大小多数の枝を出し、花は白色、直径3cm、花期は4月15日頃である。大正時代には、約300坪の範囲にわたり枝をひろげていたという。 【来歴】水戸義公が夷張り神社に参拝の折りにこの桜を観賞したと伝えている。 ...
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千葉県、長光寺の枝垂桜

【現状】地上2m位から4本に別れ大きく幢を広げている。30年前の台風で中央の枝が折れて著しく形を変えて、それ以来幹が広がり始め支え木で枝を固定している。 【来歴】1669年(寛文9年)埴谷領主だった井上筑後守政清がこの桜を寄進して植えられたものとして言い伝えられている。 ...
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埼玉県、清雲寺の枝垂桜

【現状】現在のものは2代目である。1本のように見えるが2本が縄のようによじれている。枝垂性の桜は県内の寺院に植樹されているが、清雲寺の枝垂桜が最も巨大である。他にも当境内に3本の枝垂桜がある。 【来歴】一説には、今から550年ほど前に謀峯香禅師が当清雲寺を開山されたおり、記...
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神奈川県、秦野南小学校のソメイヨシ

【現状】秦野南小学校グランド南側中央に位置し、右側の木は地上約2mの所で4本に分かれ,主幹には大小10個程度の瘤がある。上部の層の先端は枝垂れている。花は下部の枝からしだいに開花して上部に至る。左側の木は約3 mの所で4本に分かれ、主幹に大小の瘤がある。 県指定天然記念物 ...
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神奈川県、長興山の枝垂桜

【現状】昭和62年までは周囲をみかん畑で囲まれていたが、それ以後、桜の廻りに遊歩道などができて環境はー変した。幹はそれ程太くはないが均整のとれた美しい姿をしている。花の満開は東京よりやや早目である。 【来歴】紹太寺は、小田原城主稲葉家の菩提寺であり、この桜はその当時植えられ...
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長野県、原田の桜

【現状】道の分岐点の三角地帯にあり、交通量の少ないのが幸して現在も健全な姿をとどめている。 【来歴】アズマヒガンザクラで、樹下に馬頭観音等が安置してあり、原田と言う家の先祖が鬼門の方向に魔除けとして植えたと伝えられ、原田の桜と呼ばれている。 所在 長野県下伊那部松川町大...
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東京都、井川家の枝垂桜

【現状】地上1.5mのところで大きく2つに枝分かれして、枝張りは4m~9mで、やや枯朽が目立つものの樹勢は良好である。 【来歴】川井家は、乞田にある吉祥院を菩提寺とする旧家で、この桜は同寺にあった枝垂桜の子孫であると伝えられている。 多摩市指定天然記念物 所在 東京都多...
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東京都、馬場の桜

【現状】現在都内随一の枝垂桜の名木である。薄紅色の見事な花で、枝張り14m枝垂れた枝が地面に着くので木で支えてある。園内には他に枝垂桜が5本、エドヒガン桜が1本,ソメイヨシノもある。 【来歴】昭和14年頃、古い根を切って若木の根を接ぐ蘇生を行い,それが見事に成功している。 ...
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長野県、梓川村大宮前の大枝垂桜

【現状】長野県県内にある枝垂桜の中では比較的樹齢は若い方で,樹勢,全体の均整共に県下一の枝垂桜である。 所在 長野県南安曇郡梓川村大宮前 周囲 3.5m 樹高 30m 樹齢 200年以上 梓川村には多くの枝垂桜がありますが,そのほとんどは先祖を祀る為に植えられたも...
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